
それほど多くのクリニックに導入されているわけではないものの、僕が個人的に注目しているのが『ジェントルヤグ』と呼ばれるレーザー脱毛機。
というのも、実際に自分がヒゲ脱毛をしていた頃に使っていたからです。
この記事では、そんなジェントルヤグの特徴やメリット・デメリットなどについて詳しくお伝えしていきたいと思います。
ジェントルヤグの特徴
ジェントルヤグは、アメリカのシネロン・キャンデラ社(http://candelakk.jp/products/gentlelase.html)によって開発された医療レーザー脱毛機。あの『ジェントルレーズ』を開発した事でも有名な会社ですね。
区分としては最も波長が長いヤグレーザーに分類されるため、根深い位置にある毛根に対してもアプローチが可能になっています。
区分 | 波長の長さ |
アレキサンドライトレーザー | 755nm |
ダイオードレーザー | 800~940nm |
ヤグレーザー | 1064nm |
また、『ダイナミック クーリング デバイス(DCD)』と呼ばれる独自の強力な皮膚冷却装置を搭載。
レーザー照射とぼぼ同時に冷却ガスを噴射する事で、皮膚の温度が急低下し、火傷のリスクが軽減されます。
ジェントルヤグのメリット・デメリット
メリット
太くて硬い剛毛にもアプローチできる
前述のように、ジェントルヤグは最も波長が長いヤグレーザーに分類されます。
したがって、他のレーザーでは届かないような深部にある毛根にも熱エネルギーを十分に届かせる事が可能です。
特に男性のヒゲなどはあらゆる体毛の中でも最強の存在と言われており、根深い位置から生えているものなので、ヤグレーザーはまさにうってつけと言えます。
日焼けした肌でもレーザー照射が可能
波長が長い分、肌の奥深くまで浸透していくヤグレーザーは皮膚表面近くのメラニン色素にはあまり強い反応を示しません。
よって、日焼けをして黒くなってしまった肌であっても問題無くレーザー照射を行う事が可能です。
もちろん、過度な日焼けは避けるべきですが、他のレーザー脱毛機器では断られてしまったという方でもジェントルヤグであればOKの可能性があります。
火傷などの肌トラブルが起きにくい
脱毛に使うレーザーは基本的に高出力という事もあり、時には火傷を負ってしまう可能性もあります。
そのため、冷却ジェルなどを塗って少しでもダメージを軽減するなどの手段が考えられるわけですが、施術者の腕によっては塗りムラなどのおそれもあり万全とは言えません。
一方、冷却装置が搭載されているジェントルヤグであればそういったミスも無く安定してダメージを抑える事が可能です。結果として、火傷や毛嚢炎といった肌リスクも軽減する事ができます。
デメリット
痛みやや強め
波長が長い分、しっかりと肌の奥深くまで作用するジェントルヤグはその他機種に比べて痛みが強いという欠点を持ちます。
効果が高いのと引き換えに、痛みも伴ってしまうというわけですね。

ヤグじゃ麻酔なんて大して意味ないから諦めな。(出典:5ちゃんねる)

今まで5回メディオで受けてきてあんまり効果感じないからヤグで予約入れたけど、色んなサイト回ってたらどこも痛みについて恐ろしすぎる描写で書いてたからビビってもうやめたくなってきた…。(出典:5ちゃんねる)

ヤグは意外と耐えれる!と油断してると時々どぎつい一発が待ってる。一瞬で汗が溢れてくるような衝撃。(出典:5ちゃんねる)
実際、僕もいくつかレーザーの種類を変えてヒゲ脱毛に挑戦した事がありますが、確かにジェントルヤグの痛みは頭一つ抜けていました。
効果を取るか、痛みを取るか、どちらを重視するかによって大きく評価の変わるレーザー脱毛機器と言えるでしょう。
薄い毛には効果が低い
高出力なジェントルヤグは硬くて太い頑固なムダ毛を得意とする一方、産毛のような薄い毛は苦手です。
そもそも産毛というのは浅い位置に毛根が存在するため、波長の長いレーザーとは相性が悪いのですね。
したがって、ヒゲなどの濃い部分にはうってつけですが、背中などの薄い毛が多い部分には向いていません。
取り扱っているクリニックが少ない
残念ながら、ヤグレーザーを取り扱っている脱毛クリニックはそこまで多くありません。理由としては、やはり痛みが強いため患者から避けられがちといったものが挙げられると思います。
実際、よほどヒゲが濃いという方でない限りは別のレーザーでも十分な事も多いため積極的に導入する意欲がわかないのかもしれません。
ジェントルヤグはこんな人におすすめ
ジェントルヤグの口コミ
個人的に痛みの強い順は、
ジェントルYAG(効果は高いがかなり痛い)>>>>ライトシェア(ダイオード。そこそこの痛み)>>ジェントルレーズ(アレキ。痛いけど冷却ガスが出る分マシ)
です!
効果はどれも同じくらいです。— なな@医療脱毛DM解放中 (@ke_iranai) 2018年8月16日
今日はヒゲ脱毛してきました
照射部位:鼻下、あご、あご下、首、もみ上げ
使った機械:ジェントルヤグ
一番痛かった部位:あご麻酔してたから、なんとか耐えられる痛みだった
ヤグ(麻酔あり)とメディオスター(麻酔なし)痛みの最大値はそこまで変わらない気がする
あと看護師さん可愛かった笑— かえぽぽ (@sukusuku_donako) 2018年9月19日
あ、ジェントルヤグって方法ならメラニン色素多くても脱毛できるそうですよ♡
— はん✨🐰✨毎日がばにかわday (@hancyoku) 2014年4月27日
アレキ余裕だった俺でもヤグは悶絶するレベルだったから気をつけてな。
初めてだけどヤグでやってもらった。麻酔してたけどゴムパッチンみたいな痛みがあるね。注射とか大丈夫な人なら耐えられる気がする。
ヤグ出力上げてもらったらスゲー痛かったわ。あからさまにビクッって反応したうえに少し涙目になったわ。
メディオで10回ほど打ったけど、実感できるほどの効果は無かったんだけど、ヤグは一回で脱毛を実感できた。今までのメディオは何だったんだって感じだわ。
ヤグ初回から2週間だけどポロポロ抜けまくって草
1回ヤグやるとバカバカしくてアレキなんてやってられないよな。
ヤグは効果も痛みも一番。
まとめ
以上、ジェントルヤグに関する情報を詳しくお伝えさせていただきました。
総評としては、他のレーザー脱毛機器ではダメだった時の最終手段的な位置づけですね。脱毛効果も申し分ないため、特に剛毛という方に最適です。
実際、僕も最初は別のレーザーを使っており、途中からジェントルヤグを勧められたのですが、こちらの方がしっくりきました。
それなりに痛みも強いですが、仕上がりについては保証できるためもし見かけたらぜひとも試してみてはいかがでしょうか?
確実に青ヒゲを無くしたい人にガチでおすすめの脱毛クリニックはこちら
当サイト管理人も実際に通っているゴリラクリニック。
男性のヒゲ脱毛に最も効果が高いと言われるヤグレーザーを全ての院で完備しているため、脱毛効果については疑いの余地がありません。
また、「メディオスター」と呼ばれる痛みが苦手な方向けの最新機器も導入されているなど、とにかく脱毛環境に優れます。他の院に比べて麻酔も充実しているので、必要であればそちらも利用してみるといいでしょう。
なお、平均的な男性のヒゲ脱毛に必要なレーザー照射の数は15回前後と言われており、クリニック選びの際は15回分の料金で比較する事が望ましいですが、ゴリラクリニックは全国的に見てもトップクラスのコスパを誇ります。
・最強のヤグレーザーを全ての院で完備しているほか、麻酔も豊富
・ヒゲ3部位(鼻下・アゴ・アゴ下)ならわずか76,670円(税込)で15回分のレーザー照射が可能
ヒゲ脱毛業界において唯一、定額で無期限にわたるサポートが受けられるドクターコバ。
多くのクリニックが3~4年ほどの期限に絞ったプランを提供しているのに対し、ドクターコバでは文字通り期限の無い脱毛し放題プランとなっています。
極端な話にはなりますが、会社が倒産しない限り一生涯通い続ける事も可能であるため、単純な安さだけで見るなら最強のクリニックになるでしょう。
ヤグレーザーを取り扱ってない事に加え、今のところ東京・愛知・大阪の3つしか院が無いためおすすめ度は若干下がるものの、もし通えるのであれば強くおすすめしたいクリニックの一つです。
実際、ドクターコバユーザーの中には「俺たちは安心感を買っている」と口にする方も多く、非常に賢い選択だと思います。
・アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザーなど効果に定評のある脱毛機を配備
・照射範囲がめちゃくちゃ広いので広範囲のヒゲを無くしたい人には最適

他サイトであまり紹介されているのを見ませんが、僕が個人的に密かに注目しているのがコスメディカルクリニックシンシアというクリニック。
4年間脱毛し放題のフリープランをたったの71,500円(税込)で契約する事ができるため非常にコスパが良く、4種類のレーザーから自分に合ったものを自由に選択できるなど環境設備も◎
東京の渋谷と銀座に2院しか構えていないため、都内近郊住みの方でないと通いにく点がネックではあるものの、条件に合いそうな方はぜひとも一度足を運んでいただきたいです。
・4種類にもおよぶ豊富な高性能レーザーを配備
・脱毛以外にもアンチエイジング、美肌、痩身など様々なメニューを用意